ブログ/2010-06-23
『育児の衛生』について<その1>
(母乳の出ない原因)
子を産んで乳が出ない、
そんな不自然なことはないのであると強く私は主張する。
それは母親の不自然、不合理な衛生感の結果である
と強く認識して貰いたい。
母体内の組織液および血液が酸過剰だからである。
酸の性質は、凝結性が強く、分離性が弱い。
だから物質が変化する過程に、都合の悪いことが生じるのは当然である。
そこでまず、
如何にすれば、母体の組織液や血液の酸性度が淡くなるかを考えてみると、
母体から排出される水分より、多くの水分の摂り入れを行なうこと以外に適当な方法はない。
このことは誰にも理解出来る、ごくあたり前のことである。・・・
子供のためにと、栄養優先にして、酸性度の高い食事をすれば、
母体の酸性度は弱くなるどころではなく、
かえって酸性度が強くなって、
せっかく出始めた乳まで出なくなるのが当然であるから、
子を持つ母親は、排尿量の二倍半くらいの水分を、
必ず摂り入れることに頭を切りかえねばならぬ。
排尿量が増えて来ても、
その量の倍量の水分の摂り入れを継続すれば、
必ず乳が充分に出る。
そのよく出る乳、すなわち、淡くなった乳を、
時間にかかわらず、泣く時はこれを与える、
というように頭を切り換えること。
現代医学の方では、
意欲なき水分の摂り入れは胃液が淡くなり、
消化も悪くなって、栄養が悪くなるというが、
それは誤りである。
お産をすると、頭の働きが悪くなり、
脳の感覚が悪くなれば、
意欲の感じも悪くなるのであるから、
意欲によらず、排出水分に比例して、
意識的に水分を摂取し、
合理的な衛生を行わなければならない。
(自然に即した赤ん坊の養育)
日本人は、とかく幼児に着物を着せ過ぎる。
その理由として、赤ん坊は
○体温の変化が多く、従って体力の消費が多い。
○皮膚が弱いから、風邪を引き易い。
という二つの考えから、
その保健のために行われることであるが、
そこに「自然」という偉大なものの介在を主としない、
大きな誤ちがある。
まず母体から外界に出たときは、「赤ん坊」といわれるように、
実に全身が真っ赤である。
この赤という色について考えても、
赤は陽の極であるから、
太陽の光線は、この赤色を通じると、
弱い光となることは、
写真の現像などの処理に赤色硝子を使用することに見ても、
明らかなところである。
今まで母の体内にあって、光線の直射を受けなかったものが、
太陽光線の直射を受けなければならぬことになり、
この直射光線に耐えられるように、皮膚が赤色になっているのである、
という自然の現れであることが判れば、
自然の恵みは理解されて、その偉大さがうかがわれるであろう。
であるから、
赤ん坊の光線の吸収力が弱いことも判る。
そう考えると、
赤ん坊は裸にして置いてもよいわけである。
そこに着物なる物質が恵まれなくとも差し支えないほど、
自然の恵みは偉大なのである。(つづく)
(冊子・21世紀の健康医学“シンノオル”より 『育児の衛生』について<その1> 創始者 諏訪二山 より抜粋させていただきました)
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